大学受験

失敗から学ぶ大学受験勉強方法その1-合格するために

私の大学入試3年間の軌跡

私は数学も物理もはっきり言って苦手な方ですし、才能に恵まれているわけではありませんでした。これは大学さらには大学院へと進んでからより一層はっきりと気づいたものです。

ところが実際はどうであれ、大学受験に関しては数学も理科も高校の実力テストではトップの成績でした。そこまで大きな進学校でもないのに、現役の時はそれだけの根拠で自分にも阪大は頑張れば現役合格できると信じていました。

夏休み明けの高校3年の実力テストでは理系科目のトップを取ったときは盛大に勘違いをしていました。

  • 数学:学年1位
  • 物理:学年1位
  • 化学:学年3位

という成績でした。ちなみに英語は176位でした。(316人中)

正直先生も含めクラスメイトにすごいと言われ調子に乗りました。勉強はしていたんですけど、気持ちは少したるんでいたかもしれません。所詮井の中の蛙でした。

部活動も陸上部で3年生の11月まで駅伝を目標にして頑張っていました。実際最後までやり遂げられて、今では本当によかったと思っています。結果も当時の自己ベストの走りができました。チームとしても昨年の順位を越えることが出来たことに満足していました。

但し、同じく11月に受けた駿台の阪大実戦模試ではまさかのE判定でした。周囲が急激な伸びを見せる中で私は上手く成績を伸ばすことが出来なかったのです。

部活以外は勉強時間を最優先に確保していたので、本当にショックでした。しかし実際に成績は上がっていませんでした。これもまぎれもない事実でした。

私は最後まで、諦めずに勉強しましたが前期、後期ともに阪大の問題に全く歯が立たず不合格となりました。

気持ち的にはどこか最後の方は諦めていた現役時代と違って一浪時代は本当に予備校の言う通り愚直に勉強しました。みなさん口を揃えておっしゃる言葉は苦手科目の克服が合格に繋がるということです。

私はその違和感に気づいていましたが、合格して早く自分のやりたかった物理を勉強するんだと自らを奮い立たせて真面目に国語や当時偏差値が40台だった英語を必死に勉強しました。

もちろん数学、理科、英語に一番時間をかけて勉強していたのは事実ですが、センターしか使わない国語と社会も週一回予習と復習を真面目にやって成績アップにつながりました。実際センター模試の結果はどれも8割に届くようになり、これだけやれば十分との思いでセンター試験に臨みました。

一方数学と物理の偏差値は概ね横ばいで偏差値60くらいはコンスタントに到達するのですが、なかなか爆発的に成績が伸びません。これもあとで気づいたことですが、同じ問題をいくら解いてもある程度までしか成績は伸びないということに気づかなかったのです。

基礎は既に身についているのに、ちょっとバリエーションの変わった同レベルの問題を解いて、レベルアップしたと思い込んでいるという恐ろしい状況でした。

そんなこんなで一浪時代の受験結果も阪大しか受けず、全落ちしました。(前期と後期)

ただ一つ救いだったのは、その後情報開示で入試の順位で言うと間に1人いたのですが、最低合格点と0.35点差だったことです。

何が救いだったかと言うと、当時絶望に打ちひしがれていた私に次こそはきっと受かるというこれまた根拠なき自信を与えてくれたことです。この0.35点は国語の漢字が一問間違っていたことではなく、もっと数学や理科で点数を稼げなかったことが本当の不合格の原因だとそのときからわかっていました。

今度の根拠なき自信はモチベーションが下がり切っていた当時の私に取って非常に大きなものでした。また予備校にも行かなかったため、宅浪して過ごしました。結構孤独には耐える自信はあったのですが、それなりには辛かったと記憶しています。

この年は数学と理科以外ほぼ勉強しませんでした。その代わり、好きなだけ勉強して、飽きたら時折大学の内容にも手を出しました。

英語もほんの気持ちだけですが、一日一時間は単語と長文を読む習慣をつけていたことも大きかったのだと思います。

すると一浪時代はどんなに勉強しても偏差値が50を越えなかった英語が、一気に60を越えるようになりました。

数学と理科もそれまでが嘘のように偏差値が上がり、普通の記述模試では満点近くを取れるようになってきました。

すると俄然今度は阪大物理学科にトップで合格しようという目標が生まれてきました。ここで京大目指そうとならなかったところが自分らしいというか、今思えば少し足らないというか残念なところではあったのですが、結局3年目の正直で大阪大学理学部物理学科に合格することが出来ました。

模試で数学や理科の点が上がらないがどうすれば良いか

私が、高校生に大学受験勉強を指導している際に必ずと言って聞かれるのが上記の成績アップの方法です。そんなに手っ取り早く成績が上がる方法があれば苦労しないと誰だって思います。

結論を書くと簡単ではありませんが、答えはあります。二浪した私がいうので多少は説得力があるかなと思っています。

実践するのも比較的容易です。では何故当時やらなかったのか。それは単純に知らなかったからです。努力をすることが前提にあることだけは断っておきます。楽して勉強ができるようになるとかそういう魔法のような方法をここで教えるつもりはないし、そんなものはないと思っています。

高校時代ろくに勉強なんかしなかったけど、楽に東大入れたよ。

という人が世の中にはいることも知ってはいますが、そんな人はここに来る意味はないと思いますし、ずっと少数ですのであまり関係ないでしょう。

重要なのはそのときの状況に応じた正しい努力の仕方だけです。但し、現状自分の成績がどの段階にあるかを把握しなければ、この方法は使えないというところだけは難しいです。

例えば、教科書の内容さえ全然理解していないのに、東大の赤本を解こうとしても時間の無駄だということは理解していただけるかと思います。

だから予備校に行けば成績が上がるは個人的には幻想であると思っています。むしろ正しい勉強法を身につけて自習する。これこそが個人的には最強の勉強法だと思っています。

予備校に行くメリットはおおよそ以下にあると思います。

  • 自分にあった優秀な講師に出会える確率が高い
  • 周りが勉強熱心な環境のため自分も勉強しやすい

私は自分なりに正しい努力の仕方を理解するのに約2年ほどかかりました。だからこそ、効率が悪かったことは事実として現役時代、一浪時代の勉強が全く無駄ではなかったということも今では理解できています。

具体的な方法論については次回からの記事としたいと思います。

今回この記事では、大学入試の話を中心にしているので大学以降の数学とか物理の話とはあまり関係ないと思ってください。

私自身大学で感じたことですが、問題を解けるようになる勉強方法とじっくり本を読んで理解するという勉強方法には結構大きなギャップがあると考えています。大学における勉強方法についても私なりの考えを今後書いていけたらと思います。

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